(サガン鳥栖→横浜FC→川崎フロンターレ→ヴァンフォーレ甲府)
ソルセウのOBではありませんが、私がソルセウを本当に発足したいと思わせてくれた選手です。
ひと昔の事ですから当時はスパルタで指導していました。
個人技、基礎基本を徹底的に彼らに押し付けていました。
支部で10年間最下位のチームが普通に勝てるようになり、支部選抜も4人選出され、そのうちのユウトが関西トレセンにまで昇格してくれました。
ただ、サッカーをやめないように個人技を伝授したかっただけの指導の結果、彼らの成長で私は個人技中心のチームを作りたいと本気で思うようになりました。
ソルセウを発足させた何年か後にユウトがプロサッカー選手になったと聞いたとき、私自身が舞い上がってしまった事には猛省しています。
鳥栖で即戦力として活躍し、横浜FCでも活躍し、J1の川崎フロンターレでも強烈なライバルと共に成長してJ1でも戦える選手に成長していました。
また、4回の大怪我を乗り越えて最前線で戦う男は、その周りにいる選手達、特に若い選手達の良い見本となって、言葉ではなくその姿で諦めない気持ちを伝えてきたのではないかと確信しています。
怪我さえ無ければ日本代表になっていたかもしれません。だけどそれ以上の影響力を持つ選手になったと思っています。
男が伝えるべきものは、行動や後ろ姿で伝えるものです。
どんなに素敵な言葉や飾られた服を着ても、それにはかなわないものです。
2019からヴァンフォーレ甲府でプレーをするユウトも応援してやって下さい。