「試合に出ろ」と言われ続けると試合に出る事が
大事になってしまう。
「Kチームに入れ」と言われ続けるとそれが
大きな目標になってしまう。
「試合で活躍しろ」と言われ続けると失敗を恐れるようになる。
そんな思いを詰め込んで頭の中の隙間が無くなってしまう。
いつの間にか『こんな選手になりたい』とか『こんなプレーをしたい』という夢やイメージを失ってしまう。
試合に出ても一所懸命の中にアイデアやイメージが無い子が多い。
何が上手くいって、何が上手くいかなかったとかが無いまま育成年代の時が過ぎていく。
頭の中にたくさんの隙間を持っていて、その隙間でアイデアや目標を持って欲しい。
失敗をたくさんして成功の糧にするためには頭の中の隙間が整理されている必要がある。
頭の中に余裕は有るか?
自分以外の人の目標や希望を詰め込んでいては本当の楽しさには気が付かない。
サッカーは自由なスポーツであり、アイデアやイメージを表現出来る楽しいスポーツだ。
試合の流れの中で、2度と来ない瞬間を操れるようになる為には『頭の中の隙間』が必要だ。
何部リーグとか公式戦とか大会とか関係なく『やりたいプレー』や『仲間とのハーモニー』
を楽しんだり感じる余裕は有るか?
育成年代の小学生、中学生に必要な事の一つに選手自身の頭の中に隙間があるかというとがある。
それも環境に影響されるから気を付けたい。
サッカーを学び、楽しみ、人生を謳歌する事も知ってほしい。
自由って素晴らしい。
未来を夢見て